東京の雪、横浜の雪 2012

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 昨日の夜はそれなりの量の雪が降ったはずなんだけど、今日帰宅してみたら駐車スペースとか屋根とかあたりにちょっと残ってるぐらい。
 ニュースではまだ「積雪が」「路面凍結が」と言っていて、まあ大変なとこは大変なんだろうけど、東京の雪ってあっけないです。昨日の風景は夢だったのかと思う。

 今夜は何も降ってないけど底冷えする。湯たんぽいれようかなー。

情報セキュリティスペシャリスト試験の勉強でやったこと

 秋期情報処理試験情報セキュリティスペシャリスト試験を受けたらなんと受かっていた。

 春試験で受けて2点差で落ちたデータベーススペシャリストが秋試験にはなかったから・・・・という感じで受験したので、受かった時は嬉しかったけど今は少し複雑な心境でいる。
 「高度試験に受かっておいたほうがよさそう」という会社的な事情が受験動機だったのでとりあえず目標は達成したことになるんだけど、次の春試験でデータベースを受け直すべきなんだろうか。
 そして、受かったというのに勉強した内容が自分からすっかり抜けているような気がするのも怖い。

 という感じではあるのですが、誰かの役に立つかもしれないので使った教本や勉強方法について軽く書いておきます。
 カレー煮込み中で中途半端にヒマだし。

受験者(私)のスペック

 特にセキュリティ関係に特化した仕事はしていない。日常的にVPN接続で社内システムを利用したり、他区分の試験対策で勉強した「公開鍵暗号方式」とかの基礎知識があったりするぐらい。

参考書

 これ1冊に絞りました。問題集も買おうかとちょっと迷ったけど結局時間が足りなくなって使わない予感がしたので、過去問はこの本の巻末についている分だけを集中してやりこむことに決めました。物足りなければ後から問題集を買えばいいかなと。まあ結局そんなことにはならなかったんだけど・・・・

 この本を睡魔と闘いながら1周読んで、試験対策に移りました。

午前対策

 午前1は免除でした。
 午前1も確かそうだったんだけど、午前2の問題はほとんどパターン化されています。たいていが類似問題だったり、たまに丸々(選択肢の並び方まで)過去問と同じだったりします。なので、数年間分の過去問を3周ぐらい解いて問題のパターンを覚えてしまえば大丈夫かと思います。
 25問のうち数問は情報セキュリティ以外の分野の問題だけど、これはもう最初から捨てたほうがいいと思います。合格ラインは60%なので、情報セキュリティ関連の問題を落とさないことだけ考えたほうがいいです。午後試験の対策もしなくてはいけないし・・・・

 ※2012/02/05追記
 「情報セキュリティ以外の問題は捨てた」と書きましたが、これは午前1が免除になってる人のみ有効な技です。念のため。
 午前1の受験が必要な人は、丸腰だと厳しいのでちゃんと午前1用の勉強をしてください! 午前1は各高度試験の分野の基礎が広く浅く出題されるので、この対策をした人なら午前2の「情報セキュリティ以外の問題」にも答えられると思います。

午後1対策

 4問中2問選択なので、試験開始後5分以内に「これなら解ける!」という設問を見極める技が必要かと思います。データベース試験もなのですが、午前1から午後2までの4区分のうち、時間が足りなくなるのはいつも午後1です。一度選んだらその問題に集中するつもりで臨んだほうがよさそうです。
 と書いている私ですが、実は試験終了30分前に回答する問題を変えました。最初2と3を選んだけど、どうしても3の回答に自信が持てなかったので急遽1に。当然ですが時間がなくて本当に焦り、終了の合図が出た時には放心状態でした。こういう事態はできるだけ避けましょう!

 対策としては過去問を2年分ぐらいやりました。出題される分野がある程度決まっているので、分野毎に問題になりやすいポイントを押さえつつ問題に親しむとよいかと思います。同じ分野でも回によって難しかったり簡単だったりすると思うので、分野まで絞って勉強するのは避けたほうがよいかと。まあ、極めるのもひとつの手かとは思いますが・・・・

午後2対策

 過去問を1年分やりました。正直に言うと、午後2対策って何をすればいいのかよくわかっていない感じです。
 データベーススペシャリスト試験のほうがパターン化しやすい気がします。

 個人的には、午後2は午後1よりも「その場でなんとかなる」率が高い設問になっていると思います。「考える力」を試されている感じ。午後1は知らないとどうしようもない問題が多めなのですが、午後2は問題文が長い分、行間のヒントに助けられたような気がしました。
 とはいえ「行間のヒント」を拾いながら長文を読むのもある種のテクニックだと思うので、過去問はやっておいたほうがいいと思います。


 今回の合格率は発表によると13.5%。ちょい低めな感じなので、来年はもうちょっと上がるかも・・・・?と勝手に予想してみる。
 というわけで、受験予定の方の参考にしていただければ幸いです。

ここ数年間で読んだ「片付け本」のこと

 今思えば、家を建てる時も収納スペースの優先度は低めだったと思う。採光を重視して窓を広げるために収納スペースの幅を縮めてみたり。普通ならココは物置になるところなのかなあ、という1畳空間に読書用スペースを作ってしまったり。

 前に住んでいたマンションも収納スペースが多いほうではなかったので「まあいいか」と思っていた。で、引っ越す時にもそれなりに処分してきたつもりだった。
 ・・・・が、それでも溢れるモノ。本は本棚に納まりきらないし、書類は机からあふれるし、服はなんだか探しにくい。ダンナはズボンを椅子の背に掛けるのが常態化している。クローゼットに専用の収納スペースは用意してあるんだけど、窮屈な感じがして嫌なのだろう。単純にめんどくさいのかもしれないけど・・・・

 というわけで、なんとかしたいなあと思った私がここ数年で読んだ片付け本とその効果についてレビューしてみます。なお、元々「片付けって収納術のことじゃないよね」というポリシーがあったので、ここにも収納できる!系の本は読んでいません。隙間収納するぐらいだったらモノを減らしたい。それに、掃除が大変になるんじゃないのかな。

 ※順番は時系列にします。同系統の本を読む場合は最初に読んだ本ほど印象深くなる傾向にあると思うので。
 ※言うまでもないことですが、あくまでも個人的な感想です。


タニアのドイツ式部屋づくり―小さな空間ですっきり暮らす整理・収納のコツ 門倉多仁亜

 片付け本というよりライフスタイル本、エッセイ集と言ってもいいような気がします。タイトルにある通り「すっきり暮らす整理・収納のコツ」について語っているのですが、写真が多く使われていてイメージを膨らませやすいです。中でも洋間に和タンスという取り合わせの写真が結構気に入っていて、極限と思えるところまでモノを減らしたら、タンスとまではいかなくても何か和の香りのするものをリビングに置きたいなーと妄想しています。
 あと「これが我が家にあるタオル類全て」と書き添えられた写真が掲載されているのですが、同じ夫婦2人暮らしなのに我が家の半分ぐらいしかなくて、ちょっとしたショックを受けた覚えがあります。「ああ、うちってまだモノが多いんだ・・・・」と。

お部屋も心もすっきりする持たない暮らし 金子由紀子

 モノを減らすことのメリットを説く本としては、多分一番最初に読んだ本。まとめサイトかなんかで評判が良かったので選んだ記憶があります。元々「片付けたい」「モノを減らしたい」という志のある人なら、この本を読み終わる頃には「捨てる」モードになれると思います。この本を読んだことがきっかけで、本50冊と予備の布団が直ちに家から消えました。

 あと、捨て方だけでなく「モノを増やさない」ことについてかなりのページを割いて言及しているのもポイント高いです。この本を読んで以降、モノを買ったりもらったりすることには結構慎重になった気がします。使い切れなくて捨てる食材も大分減りました・・・・

新・片づけ術「断捨離」 やましたひでこ

 多分片付け本の中では一番有名なのかなー、と思います。雑誌だの何だのであまりにもよく見るので、読んでみることにしました。
 この「断捨離」という考え方が多くの人の心を動かしたのはわかるような気がするなーと思いつつも、あまり心に残らなかったというのが正直な感想です。どんなことが書いてあったかなあ、と思い出そうとしてみたのですが、もう手元に本がないので無理でした。すみません・・・・

人生がときめく片づけの魔法 近藤麻理恵

 

 今片付け本のオススメを聞かれたら迷わずこの本を選ぶと思います。捨てるかどうかの判断基準が「ときめくかどうか」というのは本当に楽です。
 「1年使ってなかったら」「迷ったら『保留箱』に。半年経ったら処分」等の方法はよく聞くんだけど、例えば大量の服を仕分けている時に「この服、去年着たっけ?着てないっけ?」といちいち自問自答するのは疲れます。私自身、集中力が切れて「あとは今度にしよう」と途中で投げ出したことが何度もあります。

 あと、自分の本に対しても「手にとってときめかなかったら、迷わず捨ててほしい」と言い切っていることを私は高く評価したいと思います。捨てることを良いこととして謳うからには、そうでなくてはいけないと思うのです。たいていの場合、他の人の書いた本についても捨てる判断基準を示しているのだから。
 先述の「お部屋も心もすっきりする持たない暮らし」は全体的に良い指南本だと思うんだけど、それだけに文庫版あとがきで「この本、持っててくださいね!」と書いているのが、興醒め・・・・というか、残念な感じだったのです。今のところ自分に必要だとは思うので、まだ手放してはいませんが・・・・

 というわけで昨日、家中にある自分の衣類をすべてリビングに集めて山を作り、お気に入りを選別するという作業を行いました。3時間ぐらい。

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 衣類の山。一番高いところで自分の腰あたり。こんなに持ってたのか!と驚く。

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 捨てることになった服、30リットル袋3つ分。最初は結構迷っていたんだけど、スイッチが入ってからはすいすい判断できました。
 こんまりさんが見たら「まだ甘い」と言うと思うけど。

 この作業の結果、自分の全シーズン分の服(浴衣などの特殊な服を除く)がクローゼットとタンスに収まりました。これ以上増えなければ、衣替えのためにプラスチックケースを引きずり出す必要がないということ。これが一番うれしかった! 半期に一度の気が重いイベントだったので・・・・

 来週は本を片付ける予定。半年前に一度選別したけど、今ならさらに減らせるような気がする。


 というわけで、今年の春頃までにモノをごっそり減らす計画でいます。最後までやる気が続くといいんだけど。

ルピシア福袋

 人が多くて疲れそうだなーと思いつつ初売りに行ってみた。勢いでセーターを買ってみたけどあんまり着なくなりそうな気がしてちょっと後悔・・・・

 それはともかく、ルピシアお茶の福袋を買った。梅(3000円)の紅茶クラシックは完売だったので、あれこれ入っているバラエティーを選択。


ルピシア初売り

 入っていたものは以下の通り。(全て50g)

ちょうど買おうと思ってた

CHAMPAGNE ROSE(シャンパーニュ ロゼ)
DARJEELING THE FIRST FLUSH(ダージリン・ザ ファーストフラッシュ)
抹茶黒豆玄米茶
白桃烏龍 極品

買ったことないけど好きな系統ぽい

TEA BREAK(ティーブレイク)
FANTASY(ファンタジー)
五ヶ瀬 釜入茶

よくわからない

色種 ※ポピュラーな烏龍茶らしい
MUSCAT(マスカット)
加賀棒梅茶

 なかなかのヒット率。一番心配なのは加賀棒梅茶かなー。小さい頃に梅昆布茶があんまり好きじゃなくて、以後数十年まともに飲んでない。
 服の福袋は怖くて買えないけど、お茶の福袋は想定外のが当たっても楽しくていいなー。

2012年の手帳はクオバディス

 書店などに手帳が並び始めると「来年の手帳はどうしようかなあ・・・・」と毎年悩む。
 

 本やノートなどの紙物(という言葉はあるのかな)が好きなので、中学高校の頃は色々書き込める手帳を好んで買っていた。今思えばそんなに書き込むこともなかったんだけど。
 社会人になってから最初の数年はほぼ日手帳を買っていたんだけど、毎年全然使いこなせていなかった。一応会社員なのでミーティングとかイベントとかあるんだけどそれすら書き込まない。覚えていられるぐらいの頻度でしか予定が入らないので、備忘のために会社の卓上カレンダーに書き込んで済ませてしまっていた。で、数年前からは「数千円出して手帳買うことないじゃん」と開き直り、見開き1ヶ月マンスリータイプの薄い手帳を使い始めた。まあ、これでもまだ私の中で存在感が薄くて、一度カバンから出したまま1ヶ月ぐらい家に置きっぱなしでも支障なかったりしていたんだけど。

 そんな私ですが今年はクオバディスです。
 中川政七商店とのコラボレーションの麻製カバーがかわいい。赤とどっちにしようか散々迷ってこの色に。

クオバディス×中川政七商店

 見開き一週間のバーチカル式ダイアリー。

クオバディス×中川政七商店

 マンスリーダイアリーすら使い切っていなかった私がなぜクオバディスを選んだかというと、予定を「忘れないように記録する」ためだけでなく、「立てる」ことにも使ってみようと思ったから。私は家事も仕事も1週間のリズムで予定を立てることが多いので、バーチカル式ダイアリーの形状が合っていると思う。ほぼ日手帳はとても魅力的な手帳だと思うけど、1日1ページはちょっと私には多すぎる。
 ぼんやりしていると職場と家の往復で一日終わってしまい、ちょっと忙しくなると家事を投げ出して家が荒れるのが私(というか我が家)の傾向なんだけど、家事も「仕事」の一部として予定を立ててみたら少し上手く回せるんじゃないかなーと考えた次第です。
 とはいえ仕事と違って家事には責任がないので、優先度は低めに設定されてしまうとは思うんだけど。
 
 今年使いこなせなかったら、来年の手帳はまたマンスリーに戻そうと思う。
 さてさてどうなるかな。

JINS PCを使ってみた

 はてなブログ使ってみたいなーとTwitterで呟いたら、幸運にも招待していただくことができました。ありがとうございます!



 最初のエントリの話題を何にするか迷った末、JINS PC - 機能性アイウエア | JINS - 眼鏡(メガネ・めがね)の感想を書いてみることにする。
 先月半ばぐらいにJINS PCというPC専用メガネを買ってみた。


JINS PC

 色はダークブラウン。

JINS PC

 レンズに少し色が入っています。


前提

 使用者(私)の目関係の条件は以下の通り。

  • もともと視力がいいほうだったので、メガネを掛け慣れていない。
  • SEという仕事を選んだせいなのかどうか、20代中盤から右目の視力だけ急降下。現在は右0.5左1.5。
  • 就業時間の7割ぐらいは液晶画面を見つめている。
  • 慢性的な肩こり。繁忙期は腰痛の気配も。

 JINS PCの使用状況はこんな感じ。

  • 2週間ほど家でPCに向かう時やゲームをする時に使用。
  • 仕事はこれまで通り裸眼。

良かったこと

 軽くて掛けやすい。重さはあまり感じないです。
 ブルーライトをカットしているということだったので色味がどうなるか心配だったんだけど、「ちょっと黄ばんだような気がする」というぐらいですぐに慣れるレベル。そしてこれに慣れてしまうと、外した時に液晶が眩しいです。
 ディスプレイを眺めている時の目の緊張は和らいでいるように感じています。目が緊張すると首がこわばり、肩にも力が入り・・・・という負の連鎖が生まれるので、長期的に使用すれば肩こりも軽減するかもしれません。仕事でも使うようにすればもうちょっと違いが出るのかも。

改善してほしいこと

 これが職場にJINS PCを持参していない一番の理由なんだけど、もう少し幅が狭いモデルを作ってほしいです。今はユニセックスのワンサイズ展開らしいんだけど、顔から少しメガネが横にはみ出すのです・・・・ダンナにも「なんかそのメガネ、大きくない?」と言われます。私自身はそう小顔なほうでもないと思うので、需要はあると思う。
 あと、スクエアタイプ以外も作ってほしいです。

 ダンナの職場でも使い始めた人がいるような話を聞いたので、結構売れているのかも。ウチの職場にはまだいないけど。
 効果がありそうな感じのメガネではあるので、今後サイズやデザインのバリエーションが増えるのではないかと期待しています。その暁には職場用にもう1つ買い足してもいいかも。